保健所への食品営業許可申請の流れと必要書類まとめ
「お店を始めたいけど、どんな許可が必要なの?」——これから食品を製造・販売する方から多く寄せられる疑問です。業種によって必要な許可の種類や申請の流れが異なり、事前準備を怠ると開業スケジュールに影響することもあります。この記事では許可が必要なケースから、申請の6ステップ、必要書類まで解説します。
この記事でわかること
食品営業許可が必要なケース・不要なケース / 許可の種類 / 申請の流れ(6ステップ) / 必要書類チェックリスト / 施設基準の主なポイント / 許可取得後に準備するもの食品営業許可が必要なケース・不要なケース
許可が必要な例
惣菜製造、飲食店営業、菓子製造業、パン製造業など、食品衛生法で定める許可業種に該当する場合
届出のみで済む例
許可業種に該当しない一部の製造・加工・販売業は「届出」で対応できる場合がある(2021年の制度改正で新設)
許可・届出が不要な例
農家が自ら生産した農産物を未加工のまま直売所で販売する場合など、一定の例外に該当するケース
⚠ 自己判断は避けましょう
許可・届出の要否は業態によって細かく分かれます。開業前に必ず所轄の保健所に相談し、自分のケースがどれに該当するか確認しましょう。許可の種類
菓子製造業
和菓子・洋菓子・パンなどを製造する場合
惣菜製造業
惣菜・弁当を製造する場合(店内調理で対面販売のみの場合は飲食店営業許可で対応できるケースもある)
飲食店営業
店内で調理し、その場または持ち帰りで提供する場合
食肉販売業・魚介類販売業
精肉・鮮魚を販売する場合(加工の程度によって必要な許可が変わる)
補足
複数の業態を兼ねる場合(例:惣菜も焼き菓子も作る)は、それぞれの許可が必要になることがあります。申請の流れ(6ステップ)
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1事前相談開業予定地の所轄保健所に、業態や施設の図面を持って事前相談を行う
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2施設の設計・工事保健所の指摘事項を反映した設計・レイアウトで内装工事を行う
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3申請書類の準備・提出必要書類を揃えて保健所に申請書を提出する
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4施設検査(立入検査)保健所の担当者が施設を訪問し、基準に適合しているか検査する
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5許可証の交付検査に問題がなければ許可証が交付される(数日〜1週間程度が目安)
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6営業開始許可証交付後、店舗内の見えやすい場所に許可証を掲示して営業を開始する
⚠ 内装工事前の事前相談が重要です
施設基準を満たさないまま工事を進めてしまうと、後から改修が必要になり費用と時間のロスにつながります。工事着手前に必ず保健所へ相談しましょう。必要書類チェックリスト
営業許可申請書
保健所の窓口や自治体サイトで入手できる指定フォーム
施設の平面図
厨房・調理場のレイアウトがわかる図面
食品衛生責任者の資格証明
食品衛生責任者養成講習会の受講済証、または栄養士等の資格証
水質検査結果(該当する場合)
井戸水などを使用する場合に必要
申請料
自治体・業種により異なる(数千円〜2万円程度が目安)
施設基準の主なポイント
シンクの数
用途別に複数のシンク(洗浄用・手洗い用等)の設置が求められることが多い
床・壁の材質
水洗いできる耐水性のある材質であることが求められる
換気設備
調理場の換気を適切に行える設備が必要
冷蔵・冷凍設備
取扱商品に応じた温度管理ができる設備が必要
補足
施設基準は自治体によって細かい運用が異なる場合があります。詳細は所轄の保健所にご確認ください。許可取得後に準備するもの
食品表示ラベル
許可を取得したら、実際に販売する商品の表示内容を決めてラベルを準備する
価格表・POP
店舗運営に必要な備品を整える
許可証の掲示
店舗内の見えやすい場所に許可証を掲示する(掲示は義務)
許可取得後、すぐに使える
営業許可が取得できたら、あとは食品ラベルシールを準備するだけ。オリジナルシール工房では業種に合わせたデザインのご相談も承っています。
よくある準備ミス
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内装工事後に基準を満たしていないと判明する
事前相談を省略すると、後から改修が必要になるケースがあります。 -
食品衛生責任者を確保していない
許可申請には食品衛生責任者の配置が必須です。講習会の日程は事前に確認しましょう。 -
複数業態を営むのに1つの許可しか取得していない
惣菜と焼き菓子を両方販売する場合など、複数の許可が必要になることがあります。
許可が取れたら、
次はラベルの準備を
営業許可の取得後は、食品表示ラベルの準備が次のステップです。オリジナルシール工房では小ロットから対応しています。
食品ラベルシールの商品一覧を見る最短3営業日出荷(規格品の場合)
まとめ
食品営業許可の申請は、事前相談→施設の設計・工事→申請書類の提出→施設検査→許可証交付→営業開始という流れで進みます。業態によって必要な許可の種類が異なるため、開業前に必ず所轄の保健所へ事前相談することが重要です。
内装工事に着手する前に施設基準を確認しておくことで、後からの改修コストを避けられます。許可取得後は、実際に販売する商品の食品表示ラベルの準備を進めましょう。