和菓子・洋菓子の食品表示ラベル、書き方と記載例まとめ【和菓子・洋菓子店向け】

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「大福とクッキー、期限の書き方は同じでいいの?」——和菓子・洋菓子店さんからよく寄せられる疑問です。生菓子と干菓子では水分量が大きく異なり、消費期限と賞味期限を混同すると表示違反になる可能性があります。この記事では菓子に必要な表示項目、期限の使い分け、贈答用ギフトの表示まで実例つきで解説します。

この記事でわかること
菓子に必要な表示項目一覧 / 生菓子・干菓子の期限の使い分け / 大福・どら焼き・クッキー・ケーキ別の記載例 / ナッツ・ごまの推奨表示の扱い / 贈答用ギフトの場合の表示 / おすすめシールの選び方
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SECTION 01

菓子に必要な表示項目まとめ

自家製造の和菓子・洋菓子を販売する場合も、加工食品として一括表示の対象になります。基本項目は次のとおりです。

名称
「大福」「どら焼き」「クッキー」など
原材料名
使用量の多い順。添加物は区分して記載
アレルゲン
卵・乳成分・小麦・くるみ等、使用時は必須表示
内容量
「1個」「6個入」など
消費期限または賞味期限
生菓子か干菓子かで使い分け
保存方法
「10℃以下」「直射日光を避け常温保存」等
製造者
店舗名・住所
補足
一括表示の基本ルールは関連記事「加工食品の一括表示の書き方」で解説しています。まだの方は先にご覧ください。

SECTION 02

消費期限vs賞味期限の使い分け(生菓子・干菓子)

菓子の期限表示は、水分含有量による傷みやすさの違いで考えるのが基本です。

生菓子(水分多め)
消費期限

大福、どら焼き、生クリームケーキ、シュークリームなど。

目安:当日〜2、3日

干菓子(水分少なめ)
賞味期限

クッキー、せんべい、焼き菓子など。半生菓子(カステラ・パウンドケーキ)も賞味期限が中心です。

目安:数週間〜数ヶ月

⚠ 迷ったら「消費期限」を選ぶほうが安全です
生クリームや餡(あん)を使う生菓子は特に傷みが早いため、消費期限は必ず自店の保管条件(冷蔵・常温)に基づいて設定しましょう。賞味期限を使って問題が起きた場合のリスクの方が大きいため、判断に迷う食品では消費期限を選ぶことをおすすめします。

SECTION 03

大福・どら焼き・クッキー・ケーキ別の記載例

大福の記載例

一括表示 記載例
名称 いちご大福
原材料名 もち米、いちご、生あん(小豆、砂糖)、砂糖、片栗粉
アレルゲン 該当なし(使用原材料により変動)
内容量 1個
消費期限 2026.7.30
保存方法 10℃以下で保存
製造者 〇〇和菓子店(住所)

どら焼きの記載例

一括表示 記載例
名称 どら焼き
原材料名 小麦粉、卵、砂糖、粒あん(小豆、砂糖)、みりん、はちみつ
アレルゲン 卵・小麦を含む
内容量 1個
消費期限 2026.8.1
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて保存
製造者 〇〇和菓子店(住所)

クッキーの記載例

一括表示 記載例
名称 アーモンドクッキー
原材料名 小麦粉、バター(乳成分)、砂糖、卵、アーモンド
アレルゲン 小麦・卵・乳成分を含む(アーモンドを含む)
内容量 8枚入
賞味期限 2026.9.15
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて常温で保存
製造者 〇〇洋菓子店(住所)

ケーキ(ショートケーキ)の記載例

一括表示 記載例
名称 いちごのショートケーキ
原材料名 卵、小麦粉、生クリーム(乳成分)、いちご、砂糖
アレルゲン 卵・小麦・乳成分を含む
内容量 1個
消費期限 2026.7.30
保存方法 要冷蔵(10℃以下)
製造者 〇〇洋菓子店(住所)

SECTION 04

ナッツ・ごまのアレルゲン(推奨品目)の扱い

アーモンド、カシューナッツ、ごまなどは特定原材料に準ずる「推奨表示品目」に位置づけられており、法律上の義務ではないものの、消費者の安全のため記載が強く推奨されています。菓子はナッツ・ごまとの相性がよく使用頻度が高いため、特に注意したい項目です。

くるみ義務表示
2025年〜完全義務化。使用時は必ず表示
アーモンド・カシューナッツ・ごま等推奨表示
義務ではないが記載が望ましい
コンタミネーション
同一厨房で扱う場合は微量混入の注意書きも検討
補足
アレルゲン表示全体のルールは関連記事「アレルゲン表示の義務と書き方【2025年くるみ完全義務化対応】」で詳しく解説しています。

SECTION 05

贈答用ギフトの場合の表示

詰め合わせギフトなど複数の菓子をまとめて包装する場合は、以下の点に注意しましょう。

個包装に表示あり
外箱には簡略表示(内容量・保存方法など)で対応できる場合がある
個包装に表示なし
外箱に全商品分の原材料・アレルゲンをまとめて記載する必要がある
期限の設定
詰め合わせの中で最も期限の短い商品に合わせて、外箱の期限表示を設定する
貼付位置
のし・包装紙のデザインと表示ラベルが重ならないよう、事前に確認する
⚠ 簡略表示の可否は商品構成により異なります
判断に迷う場合は保健所や食品表示の専門家に確認しましょう。

SECTION 06

おすすめシールの選び方

和菓子・洋菓子は見た目の印象も購買につながるため、機能性とデザイン性の両立がポイントです。

  1. 1
    生菓子は耐水タイプを選ぶ 要冷蔵の水滴に強い耐水性のあるシールが向いています。
  2. 2
    贈答用は高級感のある素材を選ぶ クラフト調・箔押し風など、ギフトにふさわしい素材がおすすめです。
  3. 3
    干菓子は小サイズでコストを抑える 個包装が多い場合は、小さめのサイズでコストバランスを取りましょう。
  4. 4
    季節限定商品にはロール型が便利 デザインを変えやすいロール型のラベルが向いています。
表示ルールが決まったら
消費期限・原材料表示の内容が固まったら、食品ラベルシールに印刷するだけ。オリジナルシール工房では和菓子・洋菓子向けの食品ラベル用シールを小ロットから作成できます。

SECTION 07

よくある表示ミス5選

  • 生菓子に賞味期限を使っている
    大福・ケーキなど生クリームや餡を使う生菓子は「消費期限」が正しい選択です。
  • 推奨表示品目の記載漏れ
    アーモンド・ごまなどは義務ではありませんが、記載がないとアレルギー事故のリスクが高まります。
  • ギフト外箱の表示が簡略化しすぎている
    個包装に表示がない場合、外箱にすべての原材料・アレルゲンを記載する必要があります。
  • 詰め合わせの期限表示が統一されていない
    最も期限の短い商品に合わせて外箱の期限を設定する必要があります。
  • 季節限定商品の原材料票が更新されていない
    ナッツ等のトッピングが変わるたびに、原材料票の見直しを忘れずに行いましょう。

表示ルールが決まったら、
シールにして貼るだけ

消費期限・原材料表示の内容が決まれば、あとは食品ラベルシールに印刷して貼るだけ。オリジナルシール工房では和菓子・洋菓子向けの食品ラベル用シールを小ロットから作成できます。

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SUMMARY

まとめ

和菓子・洋菓子は加工食品として一括表示のルールが適用され、名称・原材料名・アレルゲン・内容量・消費期限または賞味期限・保存方法・製造者の記載が必要です。生菓子は消費期限、干菓子は賞味期限が基本の使い分けです。

くるみは義務表示、アーモンドやごまは推奨表示品目として記載しておくと安心です。贈答用ギフトは個包装の有無で外箱の表示要件が変わるため、判断に迷う場合は所轄の保健所へ相談するのが確実です。

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